外傷性角膜炎と後ろ右足の運動障害③
- 2023/03/24
- 07:40
その②の続き
≪20時→寝室へ≫
鎮痛剤の副作用である運動障害の影響なら
薬の効果が切れるまで
何をしても足は動かないだろうし
その影響で一晩は泣き止まないだろうと判断し
とにかく見守りの徹底を行いました。

いつもは騒ぐチワワーズも
めちゃくちゃ静かでした。
≪22時→排尿が無いことに気が付く≫
泣いて泣いて
疲れると伏せるものの
意識が落ちる感じで首がガクッとなり
伏せたかと思えば泣き始め
不自由な足を引きずって
再び立ち上がろうと
繰り返すおばあやん。
そしてこの頃には当初の
「私たちに訴える泣き方」というより
徐々に眼の焦点も合わず
頭もボーっとしており
家族の誰もが目に入らないという
いわゆる
「身体的な負担がかかった時に生じる
意識の混乱」=「せん妄状態」と思われる症状が
出現していました。
更に…
大体は夕方から
水をがぶ飲みするのですが
この状態のため
自ら水分摂取できないので
飲水量を測りつつシリンジであげていたのですが
17時から排尿が飛んでいることに
はたと気が付きました。
普段は17時から23時までで
4回程おしっこがあるのです。
再度、ブプレノルフィンの添付文書を読み返すと
副作用に「尿閉」の文字が。

待て待て待て待て。
心臓悪いのに、肺水腫リスク上がるじゃないか!
…と慌てて膀胱を優しく押したりするも
効果なし。
追記:膀胱刺激したら出るかなと思ってしたことですが
尿閉が疑われるときはマッサージや押すことはNGです。
12時間の尿飛びがあれば
夜間救急へ行こうと思い
引き続き様子を見守りましたが
眼の焦点も合わず
ただ空を見上げる感じで
「アアーン!!」
「ウアアー!!!」
「ウアアアアー!!!!」
と絶え間なく繰り返すおばあやんに
何もしてあげられず
ただ寄り添い続け
とにかく祈るしかない時間が続きました。
≪2月28日(火)早朝4時≫
ここで約11時間ぶりに
ようやく排尿がありました。
と言っても量としては1回分なので
明らかに少ないものの、ホッとしました。
その後、柔らか目のウンチも出ましたが
やはりその後も「どこにそんな体力があるのか」
と言うレベルの大声で泣き続けます。
とは言えこの時間になると
おばあやんの体力も限界がやってきたようで
「ウアー!!」
「ウアー!!」
「ウアー!!」
と単調な泣き声に変わっていました。
そして動物病院の開院時間である
朝の7時になったので
夫が病院へ電話し状態の報告の後
すぐに再診となりました。
続きます。
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