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外傷性角膜炎と後ろ右足の運動障害③


その②の続き


≪20時→寝室へ≫

鎮痛剤の副作用である運動障害の影響なら
薬の効果が切れるまで
何をしても足は動かないだろうし
その影響で一晩は泣き止まないだろうと判断し
とにかく見守りの徹底を行いました。


りっちゃんなっちゃん

いつもは騒ぐチワワーズも
めちゃくちゃ静かでした。


≪22時→排尿が無いことに気が付く≫

泣いて泣いて
疲れると伏せるものの
意識が落ちる感じで首がガクッとなり

伏せたかと思えば泣き始め
不自由な足を引きずって
再び立ち上がろうと
繰り返すおばあやん。


そしてこの頃には当初の
「私たちに訴える泣き方」というより
徐々に眼の焦点も合わず
頭もボーっとしており
家族の誰もが目に入らないという

いわゆる
「身体的な負担がかかった時に生じる
意識の混乱」=「せん妄状態」と思われる症状が
出現していました。



更に…

大体は夕方から
水をがぶ飲みするのですが
この状態のため
自ら水分摂取できないので
飲水量を測りつつシリンジであげていたのですが

17時から排尿が飛んでいることに
はたと気が付きました

普段は17時から23時までで
4回程おしっこがあるのです。



再度、ブプレノルフィンの添付文書を読み返すと
副作用に「尿閉」の文字が。


なっちゃん


待て待て待て待て。
心臓悪いのに、肺水腫リスク上がるじゃないか!

…と慌てて膀胱を優しく押したりするも
効果なし。

追記:膀胱刺激したら出るかなと思ってしたことですが
尿閉が疑われるときはマッサージや押すことはNGです。



12時間の尿飛びがあれば
夜間救急へ行こうと思い
引き続き様子を見守りましたが


眼の焦点も合わず
ただ空を見上げる感じで

「アアーン!!」
「ウアアー!!!」
「ウアアアアー!!!!」

と絶え間なく繰り返すおばあやんに
何もしてあげられず
ただ寄り添い続け
とにかく祈るしかない時間が続きました。




≪2月28日(火)早朝4時≫

ここで約11時間ぶりに
ようやく排尿がありました。


と言っても量としては1回分なので
明らかに少ないものの、ホッとしました。
その後、柔らか目のウンチも出ましたが
やはりその後も「どこにそんな体力があるのか」
と言うレベルの大声で泣き続けます。


とは言えこの時間になると
おばあやんの体力も限界がやってきたようで

「ウアー!!」
「ウアー!!」
「ウアー!!」

と単調な泣き声に変わっていました。



そして動物病院の開院時間である
朝の7時になったので
夫が病院へ電話し状態の報告の後
すぐに再診となりました。


続きます。




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プロフィール

かはら

Author:かはら
シニア犬シーズー&チワワ×2と
のんびり暮らしています。
ポリシーは「明日もニコニコ暮らせたら」


≪おばあやん≫♀
・シーズー
・2006年8月31日生まれ

・2019年2月~僧帽弁閉鎖不全症
 三叉弁逆流症・胆泥症発症。
・2023年3月~左眼緑内障発症。
 マイペース・お散歩命の超絶頑固な
 ハイシニア。


≪りっちゃん≫♀
・ロングコートチワワ
・2017年5月25日生まれ

・2022年4月~慢性膵炎と診断。
 かはら家イチの頭脳とビビりさを
 併せ持つ、超絶繊細なお利口さん。


≪なっちゃん≫♀
・スムースコートチワワ
・2021年7月26日お迎え
・推定6歳

・2023年4月~気管虚脱grade2と診断。
 飼育放棄されたという過去を
 一切感じさせない、明るく元気で
 何事にも全力投球な超絶素直な女の子。


≪ユリエル≫♀
・シーズー
・享年13歳と9か月
・僧帽弁閉鎖不全症で2年間闘病した後
 大天使ユリエルに。
 温厚・優しい・人懐こい・超絶美犬の
 四拍子揃った女の子。

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